目次
がんってこんな感じ
がんとどう戦う?
入院についてのあれこれ
ガン患者のキモチ
ガンを克服してから
ガン予防・早期発見のために
ガン患者の美容について
これって私だけ?
日記
主治医を追い隣町に行く
病院か主治医か?で悩み、主治医を取ることにして隣町にいくことにしたアネモネですが
隣町の病院に行くのは、想像していたよりも辛かった。
まずひとつは交通費がけっこうかかる。
それでも、2.5倍くらいか・・・( ´∀`)
時間もかかる・・・
今年で7年目のアネモネですが、未だに病院へ行く前の体調の悪さが尋常じゃないです。
1年に1回の検診、先生が元気かどうかも確認したいし、それなりに楽しみにしているはずなんだけど。
10日くらい前から、体調が狂いだし、肩こりや眼精疲労がいつもよりもひどくなってきた。
前日は、テレビも観られないほど、目がチカチカして、仕事のほかにゲーム(あつ森)とかやりすぎかしら?なんて思っていたんです。
今まで使ったことのない量の湿布を肩や首に貼りまくっていました。
当日の朝、普段は縁のない頭痛がしたことで、やっと病院に行きたくないんだということに気づきました。
(´▽`*)アハハ
もう、治療や手術をした病院に行くわけじゃないんだけど、体は、私の体を切り裂いた主治医のことは覚えているのかい?
そんな中、隣町に行くのは、思ったよりはしんどかったですw
ですが、気候もちょうど良く、晴れていて、気持ちのいい一日でした。(よかった)
病院が終わったら好きなもんなんでも食べていいよ、となだめ、
街に着いてから、大好きなドーナツを買って帰りました。
免疫力を上げよう~
世の中大変なことになっちゃってますが。
こんな病気にもなったし、普段から「免疫力」のことについてはいろいろと考えてる(?)私ですが・・・
コロナが蔓延する前から、取り入れた健康法があって
それは、「はちみつを食べる」ことです。
(蜂さんありがとう🐝)
朝食に、割とたっぷりめにはちみつを摂ってます。(大さじ2杯くらい)
はちみつには殺菌力があると言われてますよね。
絶対に風邪をひきたくなくて、はちみつを食べだしました。
寒い日が続いていた冬に、ちょっと気を許すとのどが痛くなっていましたが
はちみつを摂るようになってから、それが無くなりました。
もっと調子が悪い日には、知人からもらった液体のプロポリスを飲んでいます。
水で少し薄めて飲みますが、「ウ~まずい」と言いたくなるくらいまずいのか?
でも、飲んだ後に、なんとも言えないノスタルジーを感じてしまいます。
昔”ソニプラ”で買ったお菓子にこんな香りがあった気がする・・・
昔の外国のお菓子にはプロポリスが含まれていたのでしょうかね?
ここで大事なことは、はちみつを食べることじゃなくて、コレを食べると、元気になれるという思い込みです。
どんなに効果がある薬も、信用しなければ、効果も薄いでしょう。
逆に全く効果のない薬も、信じて飲めば効果は絶大です!
(ナニ教?)
それから、体内はアルコール洗浄は怠っていません。
誰が何といっても、アルコール(度数は25度でOK)はコロナに効くんだよ~~よ~~
と思ってるアネモネです。
大門未知子はリアルがん患者にもとにかく人気
ドクターXの新シーズンが放送されてますね。
私も、今では大門未知子の大ファンですが、最初は全くドラマを観ていませんでした。
私が入院中は、とても好きだった医療系ドラマも全く観なくなっていました。
だって、医療系ドラマって、「がんだ!がんだ!」ってとにかく騒ぐでしょ。
それが嫌で観るのを拒絶していました。
私も案外デリケートだったんですね(´∀`*)ポッ
とにかく、当時は全く興味なかったんですが・・・
何度か目の入院中のある日、部屋のみんなが、「今日はドクターXだね~」って楽しそうに話していました。
年齢関係なく、とにかくみんなが楽しみにしていたんです。
私は、同室の人に「観てるんですね?面白いんですか?」って聞いたら、
「だって、大門未知子、失敗しないんだよ!私も手術してもらいたい!」って言ってたんですね。
まぁ、その日は、とにかくみんなが楽しみにしていたので、私も観ました。
それから、「フツーに面白いじゃない」と思い今に至るんですが・・・
先日、再放送を観ていて驚いたことがあったんですが
大門未知子が、「私は患者一人ひとりと手術の内容を覚えてるよ」って言ったんです。
スゲー!と感心しました。
そして、その後、こうも言っていました。
「アンタ(別の医者)にとっては患者は何千人もいるかもしれないけど、患者にとって医者はアンタ一人なんだよ!」
・・・いや、今更ながら・・・
神ですな。
とにかく、リアルがん患者にも大人気の大門美知子先生です。
リンパマッサージを再開しようと思ったワケ
私の知人に、私とそっくりの病状だった人がいるんですが、
その方がリンパ浮腫になったと聞きました。
私よりずっと前に手術を受けているので、術後10年以上経っているんだと思うんですが・・・
リンパ浮腫って、いつなるのかわからないんだなぁと初めて実感しました。
リンパマッサージの方法は、病院でも多少指導されますよね。
私は、それ以外にも、他のセミナーも受けました。
退院後、1年くらいは、ほぼ毎日やっていたんですが、今は全くやっていませんでした。
リンパ浮腫は、なかなか治りづらいようなので、とにかくならないこと。
それから、なるべく早期に発見することが大事みたいです。
リンパ浮腫を予防する方法等ははっきりとはないんだそうですが、
大事なことは、「きっかけをつくらない」ということのようです。
リンパ浮腫になるきっかけとしては、下肢の場合
- 転ぶ
- 足を強く打つ
- たくさんあるく
- 草むしり
- 水虫がひどくなった(炎症)
- 仕事がキツかった(仕事に復帰した)
- 引越し
- 葬式があった
- 親の介護
などなど、だそうです。
これを見ると、炎症や疲労のほかに、ストレスも関係しているんだろうなということがわかりますよね。
気になるのが、予兆などはないの?ということだと思うんですが
あげるとすれば
- 足が疲れやすく重く感じる
- 関節が動かしにくい、曲げにくいと感じる
- 靴がきつい
- ズボンがぴったりしてきた
- 足の左右差が感じられる(太さやシワの程度など)
- 手足の皮膚が赤くなり、痛みや熱がある
そんな感じがしたら、リンパ浮腫の始まりかも、ということです。
予防として、日常的に気を付けたいことは、
- 体をしめつけない
- 重いものを持たない
- 同じ姿勢を長くとらない
- 傷や虫さされ、脱毛など肌を傷つけることをしない
- 暑い日や寒い日の肌の露出には注意
こんな感じだそうですよ。
先生に、よく、「虫にさされないように」と言われていたんですが、こんなことが理由だったのでしょうか。
改めて、セミナーの時にもらったレジュメを見返していたんですが、
リンパ浮腫には、「潜在期」というのがあって、リンパ浮腫が顕在化していない時期というのがあるんだそうです。
なので、自分がリンパ浮腫じゃないのか潜在期なのか、というのは、判断しにくいですよね。
それで、自分で、時々チェックしてあげるということは大事なんだなぁと思いました。
ですが、足ってむくみやすかったりするから、どう判断したらいいんだろう?と思ったりもしますよね。
私が思ったのは、「指で肌を押して、押した跡が戻ってこない」というのが、けっこうわかりやすいんじゃないかと思います。
私は足はむくみやすいんですが、押して戻ってこない、という症状にはちょっとなったことがない気がします。
私の場合、病気の最中に、足がむくんできたことがあるんですね。
先生は、がんに圧迫されてるんじゃないか、と言っていました。
その時、足首がどう見てもおかしいでしょう、というような膨らみ方をしていました。
なので、時々足の状態をチェックする、というのもいいと思います。
あきらかにいつもと違う、っていうのは、ある程度目安にはなると思うんですね。
マッサージは、素手で素肌に触ってやらなければならないので、チェックにもなると思います。
毎日じゃなくてもいいけど、今日は足を使ったなぁという日はやってみようかなと思いました。
もしかしたら、脚ヤセするかもしれないし(^-^)
マッサージ方法については、私も忘れてしまっていたので、
https://survivorship.jp/lymph/kashi/video/drainage/index.html?mid=205
こちらの動画を参考にさせていただきました。
治療後5年経ちました
年末に1年ぶりに定期健診に行ってきました。
これで、病後完全に5年経ちました~
最近は、体調がとてもよくなっています。
年々年を取っているので、老眼がひどいとか、寒さに弱いとかはありますが、治療後4年を過ぎたくらいから、徐々に元の体力を取り戻してきました。
それまでは、勢いで生活してるようなところがあったんですね。
弟とかには、体力が落ちてるとか、筋力がないとか、いろいろ文句は言われましたが、それは病気をしたことのない人の言い分です。
やる気にも段階があって、運動は全くやりたくないって思っていた時期もありました。
去年くらいから、なんとなくソワソワしはじめて、ジムで泳いだりしてました。
今通っているジムで、自分の行ける時間にピラティスのレッスンがあることを見つけててやり始めました。
それから、メキメキと体力が回復。
ピラティスは病後直ぐにマンツーマンのレッスンに通ってみましたが、いまいちピンと来なかったんです。
そのレッスンについても、タイミングが違っていたら、もっとグッと体力アップできてたのかもしれないです。
なので、病後、体力がなくなっていて、体力をつけたいけどやる気が出ないなとか、もとの体力に戻れないと思ってもあまり心配しないでください。
必ず、その時はやってくるので、大丈夫です♪
主治医が転院していたので、紹介状を書いてもらって、春になったら行ってみることにしました。
場所が隣町で、なんか気持ちがグーっと上がりました。
なんでかっていうと、私が好きな漫画家さんの漫画の中で、「隣町」というキーワードがたまに登場していて、隣町に行くのがちょっとした夢だったんですね。
でも、隣町なんて、そんなに行かないですよね。
必要があって行く人もいるかもですが、私の街の場合は、だいたい街の中で全て済ませられるんですね。
だから、隣町と聞いたときは、漫画みたいじゃーん!って思いましたよ。
楽しみ♪
なぜ自分が死に一番近いと思うのか
死ぬことは怖いですよね。誰でも。
私自身は、普段私たちがしていること全て、仕事も遊びも趣味も勉強も、死を忘れるために気を紛らわしているのかと思うくらいです。
私は、ステージ4って言われたときに、やっぱりもしかして「もうすぐ私死ぬのかしらん?」くらいは思いました。
部屋片づけないととか思ったり。
私が、最終的に死についてどう思ったかというと、死についてはみんなおなじじゃーんってことです。
私の主治医は(何度も登場しますが)背が高く頑強な体を持った同じくらいの年齢の医者でした。
主治医は病気にならないのかなぁとか、健康でいいなぁとか、悩みなさそう(^-^・・・とかいろいろ考えてました。
でも、その主治医でさえ、もしかしたら明日事故で死ぬかもしれないって思ったんです。(勝手にw)
そして、彼よりも長生きしよう、先生に感謝を込めて看取ってあげようと勝手に決めましたw
なぜ自分が一番死に近いと思うんでしょう。
それはただの思い込みです。
それから、死について考えることは、私はやめてくださいと言いたいです。
死について考えることは死を引き寄せることだと思います。
それと、死について考えてるということは、単純に暇人です。
やらなくてはならないことがたくさんあるはずです。
あと50年生きるとしても、結局命は有限であり、やりたいことややらなければならないことはたくさんあります。
あと、死が怖いのは、心を決めていないからです。
死のうかなどうしようかなと考えているから、死ぬときはどうなんだろうとか、そんな想像しかできないんです。
死なないために自分は戦うと決心したら怖くなくなります。