手術後の傷の違和感について
手術後の傷って、題には「違和感」と書きましたが、痛みではない、重だるさとか、苦しい感じとか、辛さとか、皆さんあるんでしょうかね?
私自身は、何年も、冷えたりすると下腹部が重い・・・それも、金属の何かが入っているような局所的な重さがありました。
痛みではないので、対処が難しいようなカラダの不調。
私の場合は、主治医が美容的にうるさい人で、
お腹の傷に対して「せっかく綺麗に縫ったんだから、テープ貼って綺麗に治して!」って言われていたんです。
テープを貼るというのは、縦の傷に対して、短いテープを短く切って、横にズラッと貼っていくことです。
線路が傷だとして、枕木のように横に貼っていきます。
この時、ほんの少し引っ張るように貼ると、傷跡が綺麗に治りやすいと言われています。
ですが、この貼り方は、かぶれを起こしやすいです。
私はそれほど肌が弱いという方ではないと思いますが、この方法で貼ると、2~3日で皮膚が赤くなります。
なので、私はどこもひっぱらないように、傷に沿って貼っていました。
貼っていたテープはこんな感じのものです。
お友達から、帝王切開の傷も、普通の下着の下に一枚薄い腹巻のようなものを使っていただけで、わからないくらい傷が見えなくなったと聞いていたので、テープ一枚でも、貼らないよりはいいんじゃないかなと思っていました。
私は、お腹の傷は全く気にならないんですが、主治医がうるさいもんでw
3年半くらいこれを続けていましたが、へその横の貼っていなかった部分に比べて、傷の目立ち方が全く違います。
ところで、このテープなんですが、これを貼っているのといないのとでは、傷の違和感が全く違うということなんです。
テープを貼ることによって、擦れないとか(傷口に触らない)というような効果もあるのかもしれないんですが、私的には、補強と保温も少しあるのではと思います。
この夏になって、もう必要ない気がして取ってしまったのですが、最近お腹に力が入らないというか、呼吸するたびにもだるさがあって、この原因がなんとなくお腹の傷からきているような気がして、またテープを貼ってみたら治りました(^-^;
もし、傷の部分に違和感や、何とも言えない、表現できないダルさなどがある方は、ぜひ試してみてくださいね。
お手持ちのサージカルテープなどで十分だと思います。
これは貼ると案外外れてきません。
私は1週間以上は貼ってそのままにしていました。
汚れてきたり、痒くなったり、貼り換えよう~なんて思った時が換え時です。
痒くなったらすぐにはがして、良くなったらまた貼る・・・というような感じにします。
かぶれてしまうと、治るのに時間がかかるので、肌が弱い方は、赤くなっていないかなど、チェックしておきましょう。
どんな治療をしたのか?
コメントにて質問がありましたので、治療について、まとめとして書きたいと思います。
私が行ったのは、抗がん剤治療のみです。
まず、入院してすぐに手術をしました。
患部の組織を取る手術です。
それによって、効きそうな薬を選びました。
治療は6回に分けて行いましたが、私の場合は、ちょっと変則的な治療を行いました。
1回目の治療のみ全量を投与し、2回目の治療以降は1回分を3回に分けて投与しました。
3回のうち、1回目のみ3日程入院、あとの2回(1週間に1回)は外来で受けました。
理由は常に抗がん剤が体の中にあるような状態にするためです。
本当は間髪入れずに打つつもりだったのですが、体がダメージを受けて、血小板などの数値が下がったので、3回が終わったら1週間の休みを取るというようなサイクルに落ち着きました。
6回目が終わったところで、がんを取り除く手術をしました。
入院から7ヶ月くらいで、全ての治療が終わりました。
最初は、毎月、その後3ヶ月に1回、3年目くらいで4ヶ月に1回通院していました。
内容は、血液検査と半年に1度くらいCT検査です。
現在は半年に1度通院(血液検査)しています。
治療は、その人の症状にあわせて行うため、それぞれ全く違う治療が行われます。
ポート外しました。
先日ポートを抜いてきました。
半日入院で、食事制限などは特にありませんでしたが、手術台に乗って・・・
手術台に乗るためには、ジェルネイルなども外さなければならないし、爪も切らなきゃいけない。
ちなみに、手術の何日か前にジェルを外して、手術当日には、酸素飽和度だか脈を計るのかの装置をつけるために、爪を切ってと言われました。
言っておいてくれれば、短くして行ったのに。
というか、そのくらいわかるだろって感じでしたが、全く何も考えてなかったので、病院の爪切りで爪を切らされ(^-^;)
何を愚痴っているかというと、普段、爪は爪切りで切っていなくて、いつもヤスリで整えているので、言ってくれよって感じだったんです。
それから2週間くらいは、自分でジェルネイルして爪を伸ばしました。
手術は、部分麻酔で行われるため、うちの主治医の話をずっと聞かされる羽目にw
手術は若い先生に任せるかも~なんて言っていたんですが、結局主治医がやってくれました。
あと、話をしているのは、患者さんを緊張させないためです。
まぁ、それに気づいている患者がどのくらい居るかわからないですが、がさつそうに見えて、心配りのできる医者です。
話の内容はまぁ置いておいて、手術はかなり速かったです。
傷口をできるだけ小さくするため、以前入れたときと同じくらいを切ったのだと思いますが、その切り口からポートを出そうとしていました(たぶん)。
傷口はできるだけ綺麗にというのもうちの主治医の主義でw
他の医者だったら、もう少し時間かかったような気がする。
私も、こう見えて、いろんな先生の検査や治療などを受けているのでー。
手術は正味15分くらい。
終わってから、少し休んで家に帰ったのですが。
麻酔が切れるくらいの時間になったら、すごく痛い~
そりゃそうだ。
5、6cm皮膚を切ってるんだからさ。
痛み止め1個くらいくれればいいのに(´;ω;`)
手持ちのロキソニン(処方の)飲んだけど、全く効かなかったよ。
翌日の朝には、病むのは無くなっていたけど、傷は1週間位は痛かったです。
入れたときって、お腹も切っていたので、このくらいの傷は気にならなかったのかな?
なんか、それほど痛かった記憶はないんですよね。
あれから1ヶ月ほど立ちましたが、まだ上からテープを貼った状態。
昨夜、忘れて貼らないで寝たら、ちょっと気になってしまって夜中にテープを貼りました。
そんな感じです。
完治
先日主治医に、「もう完治したといっていいと思います。」と言われました。
病院に行く時はいつもひどい頭痛がしていたのですが、先日はありませんでした。
体重もいい感じに落ちて、食事の管理もできるようになってきたし、疲れることを気にして、今日はどのくらい外出するかとかも考えなくなりました。
ポートも取ることに決めたので、私の中でもがんとの戦いが終わったかなと思いました。
もしこれから何か調子が悪かったりしても、今までの病気とは結び付けないです。
最初に病院に行った時は、立っていられないほど体調が悪かったし、こんな状態なら、主治医も別に無理に治療しなくても良いよというほどの体でした。
それでも、完治することはあるんです。
これを読んでいる方は、私のことをラッキーだと思うでしょうか。
もしかしたら、いろんなラッキーがあったのかもしれないです。
でも、私も皆さんと同じように、様々な治療や手術など階段を登るように1歩1歩クリアしてきました。
がんに勝つ方法はこのブログに書いてあります。
みなさんも、もしがんになったと言われても、治らない病気ではないんだということを分かってもらって、戦っていただきたいです。
先日、父親から、「早期発見だったの?」って言われました。
なんちゅー親なんじゃと思いましたが、そのくらい、私が重い病気だったといういことを忘れるくらい良くなったということで(^-^;
5年目
先日、検診に行ってきた。
さすがにダイエットし始めて5キロ以上落としたので、中性脂肪は減ってた。
でも、コレステロールはまだ高い。
2013年に病気になったので、もう4年経ったんだって。
治療が終わって5年経ったらがん保険に入れるって聞いたけど、ホントかなぁ。
この間は、先生がポート取るよ~って言って、いつがいい?ってもうこのやり取り何回したんだよって、私の中では終わったことになっているかもしんない。
でも、いつでも入院したいから、いつでもいいんだけどねって、これももう何回言ったかわかんないよ。
それでも、次回の検診はまた4ヶ月後。
これが半年に1回になったら、取ろうかなぁポート。
と、独り言。
最近は、諸々が病気後のせいではなく、単に自分の生活態度の悪さとか、年齢からくるものだと思えるようになってきた。
それから、以前、イメージでガンを潰すみたいなことをやったって言いましたけど、これは今でもやってます。
がんと戦うには?具体的に - 卵巣がんステージ4が治ったブログ
最近は、助っ人が現れました。
見た目は女性みたいに可愛いんですが、彼は韓国人なので、日本人よりも背も高く、いい感じにガンをやっつけて、私のテンションをMAXにしてくれます。
がんをやっつける方法はこれしかないので(毎日いくつかは出来てますんで、健康な方も是非)、バカバカしくても、自分なりにやってください。
体重
この間、小林麻央ちゃんのブログをなにげに見ていたら、4キロ太ることが目標と書いてあった。
彼女は、放射線治療で食道炎になっているみたいなので、それが原因なのかもしれないけど(まぁ、がんはおまけの多い病気だよ。)体重が減っているらしい。
って、見ればわかるけど。
私も体重が10キロ落ちたところで、ちょっと怖くなった。
このまま減り続けて、フラフラなんてなりたくない。どうしたら太れるんだろう?って真剣に考えてた。
その前から、全く食欲もなかったし、食べ物も美味しくなかったけど、抗がん剤治療中、食道もやられて、さらに味覚がおかしくなっているときは、本当に気持ち悪くて、何も食べられなかった。
ごはんの箸でつまんだ一口を飲み込むのがやっと。
100gくらいのごはんの半分を食べるのが目標だった。
この食欲のなさ、食べる辛さは、健康な人には誰にもわからないようで、一日中起き上がれないで、フラフラになりながら食卓についた私を見ても、食欲のない私に母がムッとしているようなこともあった。
匂いがダメなことも説明してもわからないから、一番調子の悪い日に魚を焼いている母を見て、なぜ今日魚を焼くんだろうって不思議に思ったこともあった。
魚を焼いてるときって、煙が出てものすごい匂いだよね。
そういう匂いを発生させないでほしかったんだけどさ。
母も私が何か食べられるものがあるか一生懸命考えて作ってくれていたから、感謝しているんですけどね。
ときどき、栄養補助食品みたいなものをお見舞いに持ってきてくれる人がいたんだけどね、あれの味がひどいんだよね。
食欲がなかったり、誤嚥があるようなお年寄り用みたいなんだけど、あれってお年寄りは食べられるのかな?
合成香料みたいな匂いがついていて、ヒドイ。
少なくても、がん患者は食べられなかったネ。
結局私は、スイカとかりんごとかオレンジとか、そういう、天然のものしか美味しいって思わなかった。
もちろん、抗がん剤の副作用が消えてきたら、なんともないんだけど。
ちゃんと食べ物を食べることが一番生きることに近いです。
何でもいい、食べられるものならなんでも食べていいと思います。
栄養点滴なんてやったらもう病人だよって先生が言ってた。(病人なんだけど)
苦しくても食べないとね。
私が同じ病室になったことのある人は、毎日牛乳と玄米と果物と・・・
体にいいって言われているものを食べている人もいました。
もちろん、食べられたんだから、それでいいと思うけど、みんなすごく偉いねって言ってたんだよね。
でも、私はそんなことする必要もないと思うんだよね。
甘いもの食べないとかいう人もいるけど、私はとにかく食べたいものを食べましたよ。病気の時くらい、好きなもん食べたいし。
いかに幸せになるかだよね。
でも、食欲が戻ってきてるって言ってたから、美味しいものを食べてもっともっと元気になって欲しいな。
麻央ちゃんだけじゃなくて、みんなね!
今年は1年は
今年はとてもアクティブな年になりました。9月に韓国、11月にフィリピンと韓国に旅行をしてきました。
闘病中は、もう旅行になんか行くこともないだろうなと思っていましたが、とんでもないっす。
私はとうとうK-POPのアイドルにハマり、韓国に行ったのはその前なんですが、韓国にはもう10年以上行ってみたいって思っていたんですけどね。
たぶんそれで、いつかハマるだろうなって思っていた韓国人のアイドルについに!ついに!ハマってしまいました。
しかも、こちらは20年以上前から思っていた韓国語を、ついに習い始め、習ってるってことは、習いに出かけてるということなのです。
当然ですが、K-POPのアイドルのライブにも行ったり、握手会にも参加したりして、私の免疫力は上がりまくりでしょうか。どうですかね。上がってます?
そうであることを願います。
来年は、韓国に短期留学に行こうと思っていますし、もっと忙しくなりそうでーす。
ところで、私の周りで、直接の知り合いではないのですが、2人の人ががんになりました。
一人は肺がん、一人は乳がんです。
どちらも、最近治療を始められたそうで、頑張って良くなっていただきたいです。