卵巣がんステージ4が治ったブログ

卵巣がんステージ4が治った話し

がんの治療の期間はどのくらいかかる?

がんの治療って、いったいどんだけの時間やるの?って、よくわからないですよね。

婦人科にいても、ほんとに人それぞれ治療の内容が違うので、そのがんになってみなくちゃわからないと思います。

私の場合抗がん剤を注射をするのは1日。

注射の前に吐き気止めなどを飲んだり注射したりします。

抗がん剤を打ってすぐにくる吐き気は今は止めることができるようになってます。

その後、流しといって、水みたいなものを注射します。

肝臓に負担をかけないためみたいです。

全部注射し終わるまでには4~5時間かかりました。

これは量や落とす量にもよるので、12時間くらいかかっている人もいました。

抗がん剤の量によって、翌日も流しをやるときもあります。

それで治療は終了です。

3、4日後くらいに吐き気がきて、寝たきりになります。

私はいつも治療日が火曜日だったので、金曜日の夜から土曜日にかけて具合が悪くなり、翌火曜日になんとなくもどるという感じでしたね。

治療日から回復するまでに1週間くらいかかり、次回の治療は3週間後、だいたい1ヶ月のサイクルで、治療をします。

それを6回行うので、だいたい半年位かかります。

 

私は最初に入院したときに一度手術でがん細胞を取り出し、どの抗がん剤が効きそうなのか検査してからの治療となり、最後に手術で卵巣や子宮を全摘したので、だいたい7ヶ月くらいかかりました。

その後は、落ち着いたら3ヵ月に1度検診に行くだけです。

 

私はの場合、治療は3回に分けることになりました。

1クール目だけ抗がん剤の全部(タキソール・カルボプラチン)を投与。

2クール目から3回に分けることにしました。

常に体の中に抗がん剤があるようにしておきたかったんだって。

 

分け方は、

クールの最初の火曜日にタキソールの3分の1カルボをうちます。この時だけ3日間入院します。あとは外来で翌火曜日にタキソールの3分の1、またその翌火曜日に残りのタキソール・・・

そして、その翌火曜日に入院してタキソールとカルボにもどる・・・

こんな風に打ち続けると言われました。

ふぇ~!

抗がん剤死」しないんですか?って聞いちゃいましたw

 

最初は量が多かったようで、2クール目の2回目で、血小板の数値が下がり、治療ができなくなったんです。

量を調節しましたが、3クール目の入院後も血小板が減ってしまって治療ができなくなりました。

ここが治療の難しさ。

抗がん剤は体を攻撃するし、回復を待っていれば、がんの進行が進むかもしれないです。

医者の腕の見せどころですかね。

私の場合は、量を減らしても腫瘍マーカーが下がっていったので、量が決まったところで、最後まで3回に分けてやりました。

ただ、最初は間髪入れずに打ち続ける予定でしたが、それもやめて、3回目が終わったら1週間休むというような間隔で治療をしました。

 

3回打ち続けるのは、とても大変な感じがしましたが、吐き気があったりするのは1回目だけ。あとはちょっとくらくらするくらいw

それでも、5クール目からは吐き気も強くなってきたので、全量を打っての6クールだったら、耐えられてたかなぁ・・・と思います。

結果的には分けていた方が楽だったと思う。

先生にもたくさん会えたし・・・♪