最も辛かったこと・・・・(´Д`;)
がんになって、イチバン辛かったのは、ごはんが食べられなくてお腹が空いたこと!!
抗がん剤を打って3~4日すると、吐き気が襲ってきます。
こうなると、ほとんど何も食べられなくなります。
抗がん剤の副作用には味覚障害も出ますし、粘膜がやられるので、匂いにも強烈に敏感になります。
そんな中、どんな時でも食べられたのが「オレンジ」でした。
オレンジは、常に冷蔵庫に用意しておきました。
あとは、お米と海苔。
吐き気があると、食欲がなくなってしまう人もいるかもしれないのですが、私の場合は、お腹が空いて死にそうなのに、食べられなかったので、これがとっても辛かったです。
その後、お腹が空いた状態が恐ろしくなって、治療が終わっても、出かける時には必ずチョコや飴などの食べ物を持ち歩いていました。
吐き気がおさまるまでは、冷蔵庫に切ったオレンジとおにぎりを用意して寝ていました。
夜中にお腹が空くのが一番怖かったからです。
病院だと、夜中に食べ物を食べることが難しかったりして、すごくお腹が空いていても朝まで我慢していたりするのが辛かった・・・
最後の手術は、入院してすぐに絶食して腸や胃の検査、終わったら手術のための絶食、手術後はなかなかご飯(といっても重湯ですが)を食べさせてもらえず、やっとお粥が始まったかと思えば、食べ過ぎて吐き、また絶食・・・
最後の方は、なんか食べさせろと文句ばかり言ってました。
ちなみにそんな人はあまりいません。
先程も少し書きましたが、粘膜がやられるので、匂いに敏感になり、あらゆる洗剤の匂いがまず最初にダメになりました。
病院内で洗濯をしている人がいたので、これも辛かったといえば辛かったです。
看護師の中には、イマドキの変な匂いの柔軟剤を使っている人がいて、その人が近くに来るときは息を止めていました。
あれは、やめてほしいです。
柔軟剤って、なんであんなにヒドイ匂いなんでしょう?