卵巣がんステージ4が治ったブログ

卵巣がんステージ4が治った話し

困った入院患者さん

私が入院していて、こまった人が何名かいたので、その人のことを書きたいと思います。

 一人目は、ものすごく言葉の悪いジェーンドウさん。

ジェーンドウさんがどのくらいの病状だったのかは知りませんが、パッチを使っていたので痛みがあったようです。

 

この方の凄かった点は、医者や看護師さんたちに、すごい言葉を使って対応していたことです。

 

「あ?何よ?早くしろって」

「何がしたいのよ、オメーらは」

 

これ、自分の主治医とかにも言ってるんですからねw

すごいです。そんな感じで、毎日誰かにつっかかっていました。

 

病院で何かあったのかどうかは知りませんが、同室の人たちを凍りつかせていましたよw

 

ジェーンドウさんは、同室の人に対しても、気分が優れないときは話かけても無視したり、気分のいいときはどうでもいい自分の話を延々と聞かせていました。

また、入院が長いせいか、看護師さんとのやり取りに割って入ってきたり、まるで医者のようにこういうときはこうすればいいという指示を出したりしていましたw

 

入院中は、ある程度のマナーがあったり、検温やトイレの回数を記録するなどの決め事があったりしますが、そういうのは一切無視。自分勝手にやっていました。

 

なんか、自分だけがとても辛く苦しいといった感じ。

 

そんな感じなので、同室の人たちはその人が居なくなったら明らかにホーっとしているようでした。

 

ジェーンドウさんが話しているのをなんとなく聞いていたら、どうやらだんな様や子供もいるらしいのですが、家が遠いためか誰ひとりお見舞いにも来ず、一人で来て一人で帰っていました。

 

帰りは抗がん剤の副作用が残っていて、かなりだるいと思うんですが、一人で帰っている姿を見ると、凄いなぁと思いましたが、なんとなく少し寂しそうでした。

 

もしかして、甘える人がいないのかなぁって思ったり。

先生や看護師さんたちにひどい言葉を投げているのも、甘えですよね。

ただ、周りの患者さんたちは、みんな同じ病気なのでそういうことはやっては迷惑だけど。

 

私は、面倒なんで最初から完全に無視でしたがw

中には優しい人がいて、無視されても何度か話しかけている人がいました。

その人から聞いたのですが、私より2カ月くらい早く手術を受けていたそうです。

よくなっているとイイですね。

 

1回目の入院のときにこのジェーンドウさんと同室になりましたが、毎回入院の度にジェーンドウさんと同室になりませんように!と神様にお願いをしていましたw

 

 

そして、もう一人は、けっこうぽっちゃりしていたらしいので、チャビーさんにしておきますか。 

チャビーさんは、私が最後の手術を受け一般病室に戻ったとき、私の前にそのベッドにいた人です。

なので、私は実際には見たこともありません。

同室の人から聞いたことなんですが・・・

 

チャビーさんは、がん宣告のショックから立ち直れず、一日中ベッドの周りのカーテンを閉めきり、深い溜息をついていたらしいです。

 

私が来たら、周りの人たちが、「なんだか部屋がスッキリしたわー」とか、「ムードが明るくなった♪」と言っていたので、かなりみんなの気持ちを滅入らせていたようですw

 

さらに、チャビーさんは糖尿を患っており、がんの治療の前に、糖尿を治さなければならないという非常に困難な状況にあった方らしいです。

 

でも、チャビーさんはお見舞客が来たときに、みんなと一緒になって甘いジュースを飲んでいたんだってw

同室のおばさまたちがすごい勢いで怒っていました。

まー、いいじゃないのw

 

なんだかんだいって、みんな結構楽しんでるんだけど(´>∀<`)