がんになった理由
私ががんになったワケなんてわかるわけないです。
それでも、がんだと言われたときはなんとなく心当たりがありました。
それは、自分が自分を粗末に扱っていたと思っていたからです。
いくら努力しても自分にOKを出していなかったし、それが行動にも出ていました。
具合が悪く、寝ながら、まるでゆっくり死んでいるようだと思っていました。
本当にゆっくり死んでいたんですw
死にそうになるまで、自分を否定し続けていました。
なので、がん宣告されたとき、自分が自分を殺していたことがハッキリわかったし、その時初めて自分のことを大切にすべきだと本当に気づいたんです。
病院のベッドで私がまず思ったことは、ゆっくり休もうということでした。
それまで、自分にOKを出せなかった私は、闇雲に突っ走っていたので、体や精神を休めることができなかったんです。
体も心も疲れていることは知っていました。
これは神様が私に与えている休息なんだと思うことにしたんです。
そのため、病院は私にとってパラダイスになりました。
周りは何の利害関係もない同じ境遇のお友達ばかりで楽しかったです。
一番楽しかったのは、主治医とウマがあったことです。
これは、後に私が治るための重要な項目になってきます。